平均血圧と脈圧の意義
平均血圧(MAP)
1心拍周期の血圧の平均値で、臓器の血液灌流圧に直結する指標。MAP ≒ 拡張期 + 脈圧 ÷ 3。心拍周期は拡張期の方が長いため、単純平均ではなく1/3を加える簡易式が使われます。
正常範囲:70〜100 mmHg。65 mmHg未満は臓器灌流不全のリスク(敗血症等のショック状態)。
脈圧(PP)
収縮期と拡張期の差。動脈の弾力性を反映し、加齢・動脈硬化で大きくなります。
- 30〜50 mmHg:正常範囲
- 60 mmHg超:動脈硬化リスク(心血管イベント発症リスク↑)
- 30 mmHg未満:心拍出量低下・心不全等の可能性