時給換算の計算式
日給・月給・年俸を時給に換算する場合は、給与額を実労働時間で割ります。本ツールの基本式は次の通りです。
時給 = 日給 ÷ 1日の勤務時間
時給 = 月給 ÷ ( 1日の勤務時間 × 月の勤務日数 )
時給 = 月給 ÷ ( 1日の勤務時間 × 月の勤務日数 )
最低賃金との比較
算出した時給が、お住まいの都道府県の最低賃金を下回っていないか確認しましょう。最低賃金は毎年10月頃に改定されます。 東京都の最低賃金は令和8年度(2026年10月以降)で時給1,163円。日給制・月給制の方も、所定労働時間で割ったときに最低賃金を下回ると違法です。
残業・深夜・休日の割増賃金
労働基準法では、法定労働時間(原則1日8時間/週40時間)を超えた労働や、深夜・休日労働には割増賃金の支払いが義務付けられています。
- 時間外労働(残業): 25%以上 の割増(月60時間超は50%以上)
- 深夜労働(22時〜翌5時): 25%以上 の割増
- 法定休日労働: 35%以上 の割増
月給制の所定労働時間の考え方
月給を時給換算する際の「月の勤務日数」は、年間の所定労働日数 ÷ 12ヶ月で求めるのが一般的です。 一般的な企業では年間休日120日の場合、月平均所定労働日数は約20.4日。週休2日制で祝日も休日とする会社が多いため、月20日前後で計算するとよいでしょう。
関連する計算機
- 給与源泉徴収税額シミュレーター ↗ — 月給・扶養人数から源泉徴収税額を算出
- 賞与源泉徴収税額シミュレーター ↗ — 月給ベースで賞与の源泉徴収税額を算出
- 再就職手当シミュレーター ↗ — 失業給付の残日数から再就職手当額を計算
よくある間違い・注意点
- 休憩時間を労働時間に含めない:労働基準法上、6時間超勤務には45分、8時間超は1時間の休憩が必要。これは無給で計算します。
- 残業代は別計算:8時間超は25%増、深夜(22時〜5時)は25%増、休日労働は35%増。本ツールは通常時給のみ。
- 最低賃金を下回らないか確認:日給÷労働時間の時給が最低賃金を下回っていないか確認しましょう(東京都2025年は1,163円)。
- 固定残業代込みの日給は要注意:日給に固定残業代が含まれる場合、純粋な所定労働時間時給は別途計算が必要。
よくある質問(FAQ)
Q. 派遣・アルバイトでも使えますか?
A. はい、雇用形態を問わず日給制で働く方全般に使えます。アルバイトの「日給保証」を時給換算したい時に便利です。
Q. 月給制を時給換算するには?
A. 月給÷月の所定労働時間(通常160-170時間)で時給が出ます。年俸制なら年俸÷年間労働時間(通常2,000時間前後)。
Q. 残業代を含めた時給は?
A. 法定労働時間(1日8時間)を超える分は時給×1.25倍。深夜手当・休日出勤も加算が必要です。本ツールは通常時間内の試算です。
Q. 入力データはどこに保存されますか?
A. 入力データはあなたの端末(ブラウザ localStorage)にのみ保存され、当社のサーバーを含む外部に送信されることはありません。
⚠ 出典・注意
出典: 厚生労働省「最低賃金制度」、労働基準法(e-Gov 法令検索)。 本ツールは単純な算術計算による試算値です。実際の給与・税引後手取り額については、給与計算ソフトや会社の経理担当へご確認ください。
最終更新日: 2026年5月8日
変更履歴
- 2026/05/08 — FAQ・注意点・出典リンク追加
- 初版公開