給与源泉徴収の仕組み
毎月の給与から所得税が源泉徴収されます。本ツールは令和8年分の「電算機計算の特例」(甲欄)に基づき、給与所得控除・配偶者控除・扶養控除・基礎控除を加味して、月の源泉徴収税額を試算します。
計算の流れ
- 月給(社保控除後)から「給与所得控除(月額)」を差し引く
- 配偶者・扶養親族 1人あたり 31,667円 ずつ差し引く
- 給与帯に応じた「基礎控除等(月額)」を差し引く
- 残額(課税給与所得金額)に7段階の速算式を適用
- 1円未満切り捨てで源泉徴収税額が確定
税率の段階(速算式)
| 課税給与所得 | 税率 |
|---|---|
| 〜162,500円 | 5.105% |
| 〜275,000円 | 10.21% |
| 〜579,166円 | 20.42% |
| 〜750,000円 | 23.483% |
| 〜1,500,000円 | 33.693% |
| 〜3,333,333円 | 40.84% |
| 3,333,333円超 | 45.945% |
復興特別所得税(2.1%)込みの税率
関連する計算機
- 賞与源泉徴収税額シミュレーター ↗ — 月給ベースで賞与の源泉徴収税額を算出
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よくある間違い・注意点
- 「社会保険料控除後」の給与で計算:所得税は健康保険・厚生年金・雇用保険などを引いた後の額に対して計算します。額面給与そのままではありません。
- 甲欄と乙欄の違い:扶養控除等申告書を提出している会社が「甲欄」、未提出(副業先など)は「乙欄」で税率が高くなります。本ツールは甲欄前提です。
- 住民税は別途:本ツールは「所得税」のみ。住民税(年税の1/12を毎月徴収・前年所得ベース)は別途給与から引かれます。
- 月額表と日額表の使い分け:月給制は月額表、日雇い・日給制は日額表を使用。本ツールは月額表(甲欄)を使用しています。
- 年末調整で精算される:毎月の源泉徴収は概算で、年末調整で1年間の正確な税額を確定させます。生命保険料控除等は年末調整で適用されます。
よくある質問(FAQ)
Q. 額面給与と手取りの関係は?
A. 手取り = 額面 − 健康保険料 − 厚生年金 − 雇用保険料 − 所得税 − 住民税。一般的に額面の75〜85%が手取りになります(年収・家族構成により変動)。
Q. 扶養親族の人数で何が変わりますか?
A. 扶養親族が増えると毎月の所得税が減ります。配偶者(年収103万円以下)、16歳以上の子ども、生計を一にする父母などが対象です。「扶養控除等申告書」を会社に提出することで適用されます。
Q. 16歳未満の子どもは扶養控除対象ですか?
A. 所得税の扶養控除対象は16歳以上の子どもです(児童手当との二重控除を避けるため)。0〜15歳の子どもは扶養控除の対象外で、税額計算上カウントされません。
Q. 副業の場合の源泉徴収は?
A. 副業先では「乙欄」が適用され、本業より高い税率(最低3%、最高40%)で源泉徴収されます。年末に確定申告で本業・副業の合算で精算します。
Q. 復興特別所得税とは?
A. 東日本大震災の復興財源として、平成25年〜令和19年(25年間)まで所得税額の2.1%が上乗せされる特別税です。本ツールの所得税額にも含まれています。
Q. 入力データはどこに保存されますか?
A. 入力データはあなたの端末(ブラウザ localStorage)にのみ保存され、当社のサーバーを含む外部に送信されることはありません。
⚠ 出典・注意
出典: 国税庁「給与所得の源泉徴収税額表(月額表)」、国税庁「源泉徴収のあらまし」、国税庁「年末調整」。 本ツールは試算値で、実際の給与計算は給与計算ソフト・税理士・経理担当へご確認ください。
最終更新日: 2026年5月8日
変更履歴
- 2026/05/08 — FAQ・注意点・出典リンク追加
- 2026/01/01 — 令和8年分 月額表対応