出産予定日の計算式
- LMP起算(ネーゲレ概算法):最終月経開始日 + 280日(40週)− (周期 − 28日)
- 排卵日起算:排卵日 + 266日
- 体外受精 3日目胚移植:移植日 + 263日
- 体外受精 5日目胚盤胞移植:移植日 + 261日
実際の出産は予定日の前後2週間(37週0日〜41週6日)に集中します。これを「正期産」と呼びます。
出産予定日の計算機とは
このページの計算機は、最終月経開始日・排卵日・体外受精の胚移植日のいずれか1つを起算日として、出産予定日(妊娠40週0日)と、安定期の目安(16週0日)、正期産の期間(37週0日〜41週6日)の日付を出します。妊娠検査薬で陽性が出て受診前にだいたいの予定日を知りたいとき、産休や里帰りの時期を逆算したいとき、周期が28日でない人が補正後の予定日を確かめたいときに使います。医療機関で超音波検査を受けたあとは、そこで決まった予定日が優先されます。
計算の手順と数値例
妊娠週数は最終月経の開始日を「0週0日」として数え、40週0日(280日目)が出産予定日です。排卵日は周期28日なら最終月経開始から14日目にあたるため、排卵日起算では280 − 14 = 266日を足します。体外受精では、3日目胚は排卵(採卵)から3日後、5日目胚盤胞は5日後に移植されるので、それぞれ266 − 3 = 263日、266 − 5 = 261日を足します。
数値例1:最終月経開始日 2026年1月10日・周期28日
予定日 = 1月10日 + 280日 = 2026年10月17日
安定期入り(16週0日)= 1月10日 + 112日 = 2026年5月2日
正期産開始(37週0日)= 1月10日 + 259日 = 2026年9月26日
正期産終了(41週6日)= 1月10日 + 293日 = 2026年10月30日
数値例2:同じ最終月経で周期32日
周期が4日長いので排卵も4日遅いと考え、280 − (32 − 28) = 276日を足します。予定日 = 2026年10月13日。逆に周期25日なら 280 + 3 = 283日で 2026年10月20日です。
数値例3:排卵日 2026年1月24日
予定日 = 1月24日 + 266日 = 2026年10月17日。数値例1と同じ日付になるのは、周期28日の最終月経1月10日から14日目が1月24日だからです。3日目胚を1月27日に移植した場合(+263日)も、5日目胚盤胞を1月29日に移植した場合(+261日)も、同じ10月17日になります。
週数と日付の早見表(最終月経 2026年1月10日・周期28日の場合)
| 妊娠週数 | 最終月経からの日数 | 日付 | 目安 |
|---|---|---|---|
| 12週0日 | 84日 | 2026-04-04 | 妊娠初期の終わりごろ |
| 16週0日 | 112日 | 2026-05-02 | 安定期の目安(5か月) |
| 22週0日 | 154日 | 2026-06-13 | この週以降の出産が「早産」 |
| 28週0日 | 196日 | 2026-07-25 | 妊娠後期のはじまり(8か月) |
| 37週0日 | 259日 | 2026-09-26 | 正期産のはじまり |
| 40週0日 | 280日 | 2026-10-17 | 出産予定日 |
| 41週6日 | 293日 | 2026-10-30 | 正期産の終わり |
医療機関での予定日の決め方
日本産婦人科医会の解説によると、産婦人科診療ガイドライン産科編2020では、分娩予定日は「胚移植日か特定できる排卵日」を最優先し、次に「妊娠8〜10週の頭殿長(CRL:赤ちゃんの頭からお尻までの長さ)や妊娠11週以降の大横径(BPD:頭の横幅)の超音波計測値」で決めるとされ、従来の最終月経優先から超音波計測値を重視する考え方に変わっています。つまり、この計算機の「最終月経起算」はあくまで受診前の目安で、排卵日や移植日がはっきり分かっている場合はそちらを選んだ方が医療機関の決め方に近くなります。
日本産科婦人科学会は、妊娠37週から41週までの出産を「正期産」、妊娠22週から36週までの出産を「早産」と定義しています。計算結果の「正期産開始」「正期産終了」はこの定義に合わせた日付です。
よくある間違い・注意点
- 最終月経の「終わった日」を入れる:起算日は月経が始まった日です。終了日を入れると予定日が5〜7日遅く出ます。
- 「妊娠○か月」と「○週」の対応:日本では4週を1か月と数え、0〜3週が1か月、4〜7週が2か月…となります。16週0日は「5か月」の初日です。
- 周期の入力範囲:この計算機は周期を20〜45日の範囲で補正します。周期が不規則な人は、最終月経起算の結果に幅があると考え、早めに受診して超音波で確認してください。
- 予定日ちょうどに生まれるとは限らない:予定日は40週0日という「基準日」であって、正期産の5週間のどこかで生まれるのが普通です。産休や里帰りの計画は正期産開始日を基準にすると余裕が持てます。
- 出血や強い腹痛があるとき:計算結果に関わらず、早めに医療機関へ連絡してください。
関連する計算機
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