投資・会計指標 の計算機一覧
株式投資指標・ブラックショールズ・債券利回り・売上原価など、投資と会計指標の計算機をまとめています。
5 件の計算機を掲載中
株式や債券に投資するときは、価格が割安か割高かを感覚ではなく数値で判断することが大切です。そのために使われるのが投資指標です。株価が1株あたり利益の何倍かを示すPER、純資産の何倍かを示すPBR、自己資本をどれだけ効率よく利益に変えているかを示すROEなどを組み合わせて、企業の収益力や株価の水準を読み解きます。
債券では、表面利率(クーポン)だけでなく、購入価格・償還までの残存期間・額面との差を加味した「最終利回り」が実質的なリターンの目安になります。額面より安く買えば利回りは表面利率より高くなり、高く買えば低くなります。オプションのような派生商品では、ブラックショールズ式によって理論価格やリスク感応度(ギリシャ文字)を求めます。
このカテゴリでは、EPS・BPS・PER・PBR・配当利回り・ROEといった株式指標、債券の最終利回り、ブラックショールズによるコールオプションの理論価格、そして三分法による売上原価・粗利の計算まで扱います。投資判断だけでなく、決算書を読む力や会計の基礎理解にも役立ちます。
計算機の選び方は「何の指標が欲しいか」で決まります。手元に決算短信や会社四季報があり、株価が割安かを見たいなら株式投資指標 計算機で、純利益・純資産・発行済株式数・株価・1株配当を入れるとEPS・BPS・PER・PBR・配当利回り・配当性向・ROEが一度に出ます。既発債(すでに市場で売買されている債券)を額面以外の価格で買うなら債券の最終利回り 計算機、いくらまでなら買ってよいかを逆に探すなら購入価格90円〜110円を並べた債券価格と利回り 早見表が向きます。オプションの理論価格を知りたいときはブラックショールズ コールオプション 計算機、決算前に粗利を見積もる・棚卸後に原価を確定するときは売上原価 計算機です。
よくある勘違いは、指標を単独で見てしまうことです。PERが低い=割安とは限らず、利益が一時的に膨らんでいる(特別利益)ときはPERが見かけ上低くなります。PBR1倍割れも「資産をうまく使えていない」低ROEが原因のことが多く、指標の間には ROE = PBR ÷ PER という関係があるため、3つはセットで読みます。株式投資指標 計算機の例では、純利益と純資産が同じなら株価が1,500円のときPER15.0倍・PBR0.94倍で、ROE6.25%は株価に関係なく決まります。債券では「表面利率が高い債券ほど有利」と思い込みやすいのですが、額面より高い価格で買えば償還時に差損が出るため、表面利率1.0%・残存5年でも購入価格98円なら最終利回りは約1.43%、105円で買うと単利の最終利回りは0%になります。また日本の債券市場で慣用される最終利回りは単利計算で、複利で解いた値とは小数点以下で差が出ます。
具体的な場面としては、決算発表後に同業3社のPER・PBR・ROEを同じ年度の数字で並べて比べる、個人向けに販売される社債の利回りを購入価格から確かめる、簿記の学習で三分法の売上原価「期首棚卸高+当期仕入高−期末棚卸高」を検算する、といった使い方が典型です。制度面では、東京証券取引所が2023年以降PBR1倍未満の上場企業に資本効率の改善を要請しており、PBRとROEは以前より注目度の高い指標になっています。ブラックショールズ式は配当なしのヨーロピアン型(満期日にだけ権利行使できるタイプ)を前提にしているため、配当のある株式や期日前に行使できるアメリカン型では理論価格がずれます。どの計算機も公開情報から機械的に数値を出すもので、将来の株価や金利を予測するものではありません。投資判断はご自身で行ってください。
計算機一覧
こんな時はこの計算機
- 株価が割安か割高かPER・PBRで判断したい→ 株式投資指標 計算機(EPS/BPS/PER/PBR)
- 保有株の配当利回りやROEをまとめて確認したい→ 株式投資指標 計算機(EPS/BPS/PER/PBR)
- 既発債を買ったときの最終利回りを知りたい→ 債券の最終利回り 計算機
- 購入価格ごとに債券利回りがどう変わるか一覧で見たい→ 債券価格と利回り 早見表
- コールオプションの理論価格やデルタを求めたい→ ブラックショールズ コールオプション 計算機
- 棚卸と仕入から売上原価や粗利率を計算したい→ 売上原価 計算機
- 決算発表後に同業他社のPER・PBR・ROEを同じ年度の数字でそろえて比較したい→ 株式投資指標 計算機(EPS/BPS/PER/PBR)
- 額面より高い価格で買う既発債で、償還差損を織り込んだ実際の利回りがいくらになるか知りたい→ 債券の最終利回り 計算機
基礎知識・用語
- EPSとBPS
- EPS(1株当たり利益)は当期純利益を発行済株式数で割った値で、稼ぐ力を1株単位で示します。BPS(1株当たり純資産)は純資産を株式数で割った値で、解散価値の目安です。PERはEPSの、PBRはBPSの何倍で株価がついているかを表します。
- PER(株価収益率)
- 株価をEPSで割った値で、利益の何年分が株価に織り込まれているかを示します。一般に数値が低いほど割安とされますが、業種や成長性で適正水準は異なり、赤字企業では算出できません。同業他社や過去水準との比較が基本です。
- PBR(株価純資産倍率)
- 株価をBPSで割った値で、純資産に対して株価が何倍かを示します。1倍が解散価値の目安とされ、1倍割れは株価が純資産を下回る状態です。低PBRは割安の可能性を示す一方、収益性の低さが要因のこともあり、ROEと併せて見ます。
- ROE(自己資本利益率)と配当利回り
- ROEは当期純利益を自己資本で割った値で、株主資本をどれだけ効率よく利益に変えたかを示します。配当利回りは年間配当を株価で割った値で、株価に対する配当の割合です。利益を超える配当(タコ足配当)は持続性に注意が必要です。
- 債券の最終利回り
- 債券を購入価格で買い、償還まで保有したときの年あたりの総合的な利回りです。毎年のクーポン収入に加え、額面と購入価格の差(償還差損益)を残存年数で按分して加味します。額面割れで買うほど利回りは表面利率より高くなります。
- 三分法による売上原価
- 商品売買を仕入・繰越商品・売上の3勘定で処理する簿記の方法です。売上原価は「期首棚卸高+当期仕入高−期末棚卸高」で求め、売上高から差し引いた額が売上総利益(粗利)になります。粗利率は粗利を売上高で割った割合です。
よくある質問
PERは何倍だと割安と言えますか?
PBRが1倍を割っているとどういう意味ですか?
債券の表面利率と最終利回りはどう違いますか?
ブラックショールズ式は何に使うのですか?
粗利率はどのくらいあればよいのですか?
ROEはPERとPBRからも計算できますか?
債券の最終利回りは単利と複利のどちらで計算していますか?
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※ 各計算機の結果は試算値です。最終判断は専門家にご相談ください。