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株式投資指標 計算機

EPS・BPS・PER・PBR・配当利回り・配当性向・ROEを一括計算。割安・割高の判断材料に。

入力

計算結果

EPS(1株当たり利益)

100.00 円

純利益 ÷ 発行済株式数

BPS(1株当たり純資産)

1000.00 円

純資産 ÷ 発行済株式数

PER(株価収益率)

20.00 倍

株価 ÷ EPS(低いほど割安)

PBR(株価純資産倍率)

2.00 倍

株価 ÷ BPS(1倍が解散価値)

配当利回り

2.50 %

配当 ÷ 株価

配当性向

50.00 %

配当 ÷ EPS

ROE(自己資本利益率・参考)

10.00 %

純利益 ÷ 純資産

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株式投資指標の見方

PER(Price Earnings Ratio)

株価が1株あたり利益の何倍まで買われているかを示す指標。低いほど割安。日経平均の長期平均は15倍前後。業種により大きく異なります。

PBR(Price Book-value Ratio)

株価が1株あたり純資産(解散価値)の何倍まで買われているかを示す指標。1倍未満は解散価値割れ。東証は2023年以降、PBR1倍未満企業に改善要請を出しています。

配当利回り

年間配当が株価の何%かを示す指標。高いほど配当収入が大きい。日本株の長期平均は2%前後。

配当性向

純利益のうち何%を配当に回しているかを示す指標。30〜40%が平均的。100%超は無理な配当(タコ足配当)の可能性。

ROE(Return on Equity)

純資産に対する利益率。8%以上が一つの目安。日本企業の平均は約9%(2024年時点)。

この計算機で分かること・入力の単位

会社四季報や決算短信に載っている「純利益」「純資産」「発行済株式数」「1株配当」と、今日の株価の5つを入れるだけで、7つの投資指標をまとめて出します。入力の単位に注意してください。純利益と純資産は百万円、発行済株式数は万株です。決算短信の「百万円」表記はそのまま、株式数が「1億株」なら「10000」(万株)と入力します。個別銘柄の比較のほか、同じ会社の株価が動いたときに PER・配当利回りがどう変わるかを見る用途にも向きます。

計算式と数値例

初期値(純利益 10,000百万円=100億円、純資産 100,000百万円=1,000億円、発行済株式数 10,000万株=1億株、1株配当 50円、株価 2,000円)で計算すると次のようになります。

  • EPS = 100億円 ÷ 1億株 = 100円
  • BPS = 1,000億円 ÷ 1億株 = 1,000円
  • PER = 2,000円 ÷ 100円 = 20.0倍
  • PBR = 2,000円 ÷ 1,000円 = 2.0倍
  • 配当利回り = 50円 ÷ 2,000円 × 100 = 2.50%
  • 配当性向 = 50円 ÷ 100円 × 100 = 50.0%
  • ROE = 100億円 ÷ 1,000億円 × 100 = 10.0%

もう1例。純利益 5,000百万円、純資産 80,000百万円、発行済株式数 5,000万株、1株配当 30円、株価 1,500円の会社では、EPS 100円、BPS 1,600円、PER 15.0倍、PBR 0.94倍、配当利回り 2.00%、配当性向 30.0%、ROE 6.25%になります。EPS は最初の例と同じ100円でも、株価が安い分 PER は低く、純資産が厚い分 PBR は1倍を割り込み、ROE も低くなります。

3つの指標には ROE = PBR ÷ PER という関係があります(最初の例:2.0 ÷ 20.0 = 0.10 = 10%、2例目:0.94 ÷ 15.0 ≒ 0.0625 = 6.25%)。PBR が1倍を割っている会社は、PER が平均的でも ROE が低いことが多く、「割安」なのか「稼ぐ力が弱い」のかを ROE で見分けられます。

早見表:株価が動くと指標はどう変わるか

初期値の会社(EPS 100円・BPS 1,000円・1株配当 50円)で、株価だけを変えた場合です。

株価(円)PER(倍)PBR(倍)配当利回り(%)
1,00010.01.005.00
1,50015.01.503.33
2,00020.02.002.50
2,50025.02.502.00
3,00030.03.001.67

EPS・BPS・配当性向・ROE は株価に関係なく決まる「会社側の数字」、PER・PBR・配当利回りは株価で毎日変わる「市場側の数字」です。株価が半分になれば PER・PBR は半分に、配当利回りは2倍になります。

よくある間違い・注意点

  • 発行済株式数は自己株式を引く:会社が買い戻して保有している自己株式には配当も議決権もありません。四季報などの「発行済株式数(自己株式を除く)」を使うと、EPS・BPS が実態に近づきます。
  • 予想と実績を混ぜない:予想純利益と実績配当、のように混ぜると PER と配当性向の整合が取れません。同じ年度の数字でそろえてください。
  • 一時的な損益で PER が歪む:資産売却益や減損損失があった年は、純利益が実力より大きく(小さく)なり、PER が極端な値になります。営業利益の推移も併せて見てください。
  • PBR 1倍割れ=買い、ではない:帳簿上の純資産には売れない資産や含み損も含まれます。低 PBR が続く会社は ROE も低いことが多く、解散価値どおりに評価されるとは限りません。
  • 配当性向 100%超は要注意:純利益以上の配当は内部留保の取り崩しです。翌年以降の減配リスクを織り込んで見る必要があります。

指標は比較の出発点であり、業種・成長段階・財務体質によって妥当な水準は変わります。本ページの数値は参考情報であり、投資判断はご自身の責任で行ってください。

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よくある質問

PERは何倍が割安?

日経平均の長期平均は15倍前後ですが、業種で大きく異なります。成長企業は20〜30倍、銀行・商社は10倍前後が一般的です。

PBRが0.5倍だと?

解散価値の半分以下で取引されている状態。割安かもしれませんが、低収益率・成長期待の低さが反映されている可能性もあります。

高配当株の選び方は?

配当利回り3〜5%、配当性向30〜50%、減配履歴なしが一つの目安です。

EPSは予想値と実績どちらを使う?

予想PERでは予想EPS、実績PERでは実績EPSを使います。本計算機の入力は予想値が一般的です。

ROEとPER・PBRにはどんな関係がある?

ROE = PBR ÷ PER の関係があります。初期値の例では PBR 2.0倍 ÷ PER 20倍 = 10%で、計算機の ROE 表示と一致します。PBR が低い会社の PER が平均的なら、ROE は低くなります。

純資産にはどの数字を入れる?

貸借対照表の「純資産合計」でも計算できますが、厳密には非支配株主持分や新株予約権を除いた「株主資本+その他の包括利益累計額(自己資本)」を使うと BPS・ROE が実態に近づきます。決算短信のサマリーに「自己資本」として載っています。

配当利回りは税引き前の数字?

本計算機の配当利回りは税引き前です。上場株式の配当は受取時に所得税・住民税が源泉徴収されるため、手取りはこれより少なくなります。税引き後の受取額は配当金 源泉徴収税 計算機で確認できます。

出典・参考

最終更新日: 2026年9月21日