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子供の身長予測 計算機

両親の身長から子供の最終身長を「ターゲットハイト式」で予測。男女別の予測式に対応。

入力

予測結果

予測身長の下限(−8.5cm)164.0 cm
予測身長の上限(+8.5cm)181.0 cm
ターゲット身長(予測の中心値)172.5 cm

※ 遺伝のみを考慮した目安。栄養・運動・睡眠などの環境要因で実際は ±8〜10cm程度の幅があります。

ターゲットハイト式とは

両親の身長から子供の最終身長を予測する代表的な遺伝学的算出法。1970年代にTannerらによって提唱されました。

「ターゲットハイト(目標身長)」は、両親の身長の平均に男女差の補正を加えた値で、遺伝的に見て「この子が成長を終えたときに落ち着きやすい身長の中心」を表します。小児科の成長外来では、実際の成長曲線がこの目標身長の範囲に向かっているかを見る目安として使われます。このページでは、父親・母親の身長と子供の性別を入れると、ターゲットハイトと、経験的なばらつき(±8.5cm)を足し引きした予測範囲を表示します。

計算式

  • 男児:(父親の身長 + 母親の身長 + 13) ÷ 2
  • 女児:(父親の身長 + 母親の身長 − 13) ÷ 2
  • 予測範囲:ターゲットハイト ± 8.5cm

「13」は男女の平均身長差を補正する係数です。文部科学省の令和5年度学校保健統計調査では、17歳の平均身長は男子170.7cm・女子158.0cmで、その差は12.7cm。式の「13」が日本の実態ともほぼ合っていることが分かります。

計算手順と数値例

数値例1:父172cm・母160cm・男児の場合。(172 + 160 + 13) ÷ 2 = 345 ÷ 2 = 172.5cm。予測範囲は 172.5 − 8.5 = 164.0cm から 172.5 + 8.5 = 181.0cm です。

数値例2:同じ両親(父172cm・母160cm)で女児の場合。(172 + 160 − 13) ÷ 2 = 319 ÷ 2 = 159.5cm。予測範囲は 151.0〜168.0cm です。男児と女児で中心値がちょうど13cm違います。

両親の身長別 ターゲットハイト 早見表

父 / 母(cm)男児 中心値男児 予測範囲女児 中心値女児 予測範囲
165 / 155166.5158.0〜175.0153.5145.0〜162.0
170 / 158170.5162.0〜179.0157.5149.0〜166.0
172 / 160172.5164.0〜181.0159.5151.0〜168.0
175 / 160174.0165.5〜182.5161.0152.5〜169.5
178 / 165178.0169.5〜186.5165.0156.5〜173.5
180 / 168180.5172.0〜189.0167.5159.0〜176.0
185 / 170184.0175.5〜192.5171.0162.5〜179.5

※ 単位 cm。上の計算機と同じ式で計算。

予測の限界

遺伝以外にも、栄養(特にたんぱく質・カルシウム)・運動・睡眠・ストレス等が身長に大きく影響します。 予測値±8〜10cm程度のばらつきは普通です。

また、この式には子供の現在の身長や年齢が入っていません。実際に「順調に伸びているか」を判断するには、母子手帳や学校の健康診断の記録を成長曲線に書き込み、同じ曲線に沿って伸びているかを見ることが大切です。学校保健統計の平均値では、身長の1年あたりの伸びは男子で11→12歳の8.0cm、女子で9→10歳の7.0cmが最大で、男子は16→17歳で0.8cm、女子は0.2cmとほぼ止まります。

予測値を同年代の平均と比べる

ターゲットハイトが出たら、成長が止まる頃の全国平均と比べると位置がつかめます。令和5年度学校保健統計の17歳の平均身長は男子170.7cm・女子158.0cmなので、数値例1の男児(172.5cm)は平均より+1.8cm、数値例2の女児(159.5cm)は+1.5cmの位置です。両親が平均的な身長(大人の平均身長・体重 早見表の20〜40代男性171.5cm・女性158.2cm)なら、男児は (171.5 + 158.2 + 13) ÷ 2 = 171.35 ≒ 171.3cm、女児は 158.35 ≒ 158.3cm と、やはり17歳平均とほぼ一致します。

なお、この式は両親の身長の「合計」だけで決まるため、父180cm・母152cm の組み合わせと 父166cm・母166cm の組み合わせは、合計がどちらも332cmで男児の予測は同じ172.5cmになります。どちらの親に似るかは式では区別していません。

よくある間違い・注意点

  • 両親の身長はできるだけ実測値を使ってください。自己申告の身長は実際より大きめになりがちで、両親合計で2cmずれると予測は1cmずれます。
  • 単位は cm です。「1.72」のように m で入力すると計算が合いません。
  • 予測範囲の外に出ることもあります。±8.5cm は経験則で、実際の最終身長は個人差でこの範囲を外れることがあります。範囲外=異常ではありません。
  • 「今の身長」は式に入っていません。現在の身長が同年齢の平均より低い・高いことと、この予測値は別の話です。現在の位置は 子供の平均身長・体重 早見表 で確認できます。
  • 思春期の時期で結果は変わります。思春期が早く来ると伸びが早く止まるため最終身長は低め、遅いと高めになる傾向があります。

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よくある質問

この予測の精度は?

あくまで遺伝のみの目安です。実際の最終身長は予測値±8〜10cm程度の幅で分布します。両親の身長から決まるのは「中心の目安」で、栄養・睡眠・運動・思春期の時期などで上下します。

身長を伸ばすには?

バランスの取れた食事、十分な睡眠(成長ホルモンは夜分泌)、適度な運動が重要です。特定の食品やサプリメントだけで身長が伸びるという確かな根拠はありません。

成長曲線から逸脱している場合は?

標準成長曲線(学校保健統計など)から大きく外れる場合や、それまで沿っていた曲線から急に離れた場合は、小児内分泌科の専門医にご相談ください。ターゲットハイトより極端に低い予測経路も相談の目安になります。

思春期の早い・遅いは影響する?

思春期が早いと最終身長は低めに、遅いと高めになる傾向があります。学校保健統計の平均でも、女子は9〜11歳、男子は11〜13歳に伸びのピークがあり、その後数年で成長が止まります。

式の「13」はどこから来た数字?

成人男女の平均身長差です。文部科学省の令和5年度学校保健統計では17歳の平均身長は男子170.7cm・女子158.0cmで差は12.7cmなので、日本でもほぼ13cmで合っています。両親の平均に男児は+6.5cm、女児は−6.5cm補正するのと同じ意味です。

片方の親の身長が分からないときは?

式は両親の身長が両方必要です。分からない場合は、同世代の平均身長(大人の平均身長・体重 早見表を参照)を仮に入れると大まかな目安になりますが、精度は下がります。

最終身長はいつ頃決まる?

学校保健統計の平均値では、男子は16→17歳で0.8cm、女子は0.2cmしか伸びておらず、女子は15〜16歳、男子は17歳前後でほぼ最終身長に近づきます。個人差があるので、骨の成長が終わる時期は医師の診察(骨年齢)で分かります。

出典・参考

最終更新日: 2026年9月21日