必要な計算がすぐ見つかる計算機まとめサイト

大人の平均血圧 早見表

厚労省 国民健康・栄養調査に基づく年代別・性別の平均血圧と、JSH2019に基づく血圧分類を表示します。

入力(自分の値)

比較結果

40-49歳・男性の平均(収縮期)126 mmHg
40-49歳・男性の平均(拡張期)81 mmHg
自分との差(収縮期)-1 mmHg
自分との差(拡張期)-1 mmHg
JSH2019 血圧分類高値血圧

年代別 平均血圧 早見表(厚労省 国民健康・栄養調査)

年代男 収縮期男 拡張期女 収縮期女 拡張期
20-29歳1156810965
30-39歳1207511270
40-49歳1268111773
50-59歳1328412476
60-69歳1368013278
70-79歳1387613776
80歳以上1417514274

※ 単位:mmHg。値は調査年度により多少変動します。最新値は厚労省公式データをご確認ください。

大人の平均血圧 早見表とは

厚生労働省の「国民健康・栄養調査」では、20歳以上の調査対象者の血圧を2回測定し、年齢階級別・性別に集計しています。このページは、その年代別の平均血圧(参考値)と自分の測定値との差を計算し、あわせて日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2019(JSH2019)」の分類で、入力した血圧がどの区分に当たるかを表示します。

令和元年(2019年)調査では、20歳以上の収縮期(上の)血圧の平均は男性132.0mmHg・女性126.5mmHg、収縮期血圧が140mmHg以上の人の割合は男性29.9%・女性24.9%でした。いずれもこの10年間で有意に減少しています。健診結果や家庭血圧計の値を見て「同世代と比べてどうか」「ガイドライン上はどの区分か」を確かめたいときに使ってください。

計算の仕組みと数値例

  • 自分との差(収縮期) = 入力した収縮期血圧 − 同年代・同性の平均収縮期血圧
  • 自分との差(拡張期) = 入力した拡張期血圧 − 同年代・同性の平均拡張期血圧
  • 血圧分類 = 収縮期・拡張期の両方を見て、JSH2019 の区分を上(正常血圧)から順に判定

数値例1:45歳・男性・125/80mmHg の場合。40〜49歳男性の平均は 126/81mmHg なので、差は収縮期 −1mmHg、拡張期 −1mmHg と平均並みです。ただし分類は、拡張期が80mmHgで「正常高値血圧(拡張期80未満)」の条件を満たさないため、高値血圧になります。平均と同じくらいでも、ガイドライン上は「正常」ではない、という例です。

数値例2:62歳・女性・138/84mmHg の場合。60〜69歳女性の平均は 132/78mmHg なので、差は収縮期 +6mmHg、拡張期 +6mmHg。分類は 130〜139 / 80〜89 の範囲に入るので 高値血圧 です。あと2mmHg高い 140/84 なら I度高血圧の区分に入ります。

JSH2019 高血圧治療ガイドライン 血圧値の分類(成人)

分類診察室血圧(収縮期 / 拡張期)家庭血圧(収縮期 / 拡張期)
正常血圧<120 かつ <80<115 かつ <75
正常高値血圧120〜129 かつ <80115〜124 かつ <75
高値血圧130〜139 かつ/または 80〜89125〜134 かつ/または 75〜84
I度高血圧140〜159 かつ/または 90〜99135〜144 かつ/または 85〜89
II度高血圧160〜179 かつ/または 100〜109145〜159 かつ/または 90〜99
III度高血圧≧180 かつ/または ≧110≧160 かつ/または ≧100
(孤立性)収縮期高血圧≧140 かつ <90≧135 かつ <85

※ 単位 mmHg。出典:日本高血圧学会・日本高血圧協会「一般向け『高血圧治療ガイドライン2019』解説冊子」。

このページの計算機は診察室血圧の基準で判定します。家庭血圧は診察室より5mmHg低い基準(高血圧は135/85mmHg以上)が使われるので、家庭で測った値を入れた場合は、表の右列で読み替えてください。また、収縮期だけが高く拡張期が90未満の「孤立性収縮期高血圧」は、計算機では収縮期の値に応じて I〜III度高血圧のいずれかとして表示されます。

入力値ごとの判定例(診察室血圧)

収縮期 / 拡張期(mmHg)計算機の判定判定の理由
118 / 76正常血圧両方とも基準未満
125 / 78正常高値血圧収縮期120〜129 かつ 拡張期80未満
125 / 80高値血圧拡張期が80に達している
135 / 85高値血圧130〜139 / 80〜89 の範囲
128 / 92I度高血圧収縮期は低めでも拡張期が90以上
150 / 95I度高血圧140〜159 / 90〜99 の範囲
165 / 88II度高血圧収縮期160〜179(孤立性収縮期高血圧に相当)
185 / 100III度高血圧収縮期180以上

※ 上の計算機と同じ判定ロジックで確認した結果。1回の測定値で確定診断はできません。

家庭血圧の測り方(JSH2019 の推奨)

ガイドラインでは、高血圧の判定において診察室血圧より家庭血圧を優先します。家庭血圧の値が5〜7日の平均で135/85mmHg以上なら高血圧、125/75mmHg以上なら高値血圧と判断されます。測り方の要点は次のとおりです。

  • 朝:起床後1時間以内・排尿後・朝食前・服薬前に、1〜2分座って安静にしてから測る
  • 夜:就寝前に、1〜2分座って安静にしてから測る
  • イスに脚を組まずに座り、カフ(腕帯)の高さを心臓の高さに合わせる。上腕にカフを巻くタイプの血圧計を使う
  • 測定前はたばこ・飲酒・カフェインを避け、測定中は話さない・動かない
  • 原則として毎回2回測り、すべての値を血圧手帳などに記録する

治療の目標値は、75歳未満で診察室血圧130/80mmHg未満、75歳以上で140/90mmHg未満(家庭血圧はそれぞれ5mmHg低い値)とされています。診察室では高いのに家庭では正常な「白衣高血圧」、その逆の「仮面高血圧」もあり、家庭血圧を測ることでどちらの型かが分かります。

よくある間違い・注意点

  • 1回の測定値で判断しないでください。血圧は緊張・気温・時間帯で大きく変動します。ガイドラインでも複数日・複数回の平均で判定します。
  • 家庭血圧に診察室の基準をそのまま当てはめない。家庭血圧の基準は5mmHg低いため、家庭で 137/86 なら診察室基準では高値血圧でも、家庭血圧基準では I度高血圧に相当します。
  • 「平均並み」と「正常」は別です。50代男性の平均 132/84mmHg や 60代女性の平均 132/78mmHg は、それ自体が高値血圧の区分に入ります。平均との差がゼロでも安心材料にはなりません。
  • 年代別の平均値は参考値です。調査年や集計方法で数値は変わります。最新の年齢階級別データは厚労省の調査結果で確認してください。
  • 降圧薬を飲んでいる人の値は「治療中の血圧」です。分類は薬を飲んでいない状態を前提にしているため、服薬中の人は主治医の指示する目標値で管理してください。

関連する計算機

よくある質問

高血圧の基準は何mmHgから?

JSH2019 では、診察室血圧で収縮期140mmHg以上または拡張期90mmHg以上、家庭血圧で135/85mmHg以上が高血圧です。診察室で130/80以上、家庭で125/75以上は「高値血圧」として、高血圧ではなくても注意が必要な区分とされています。

正常血圧は何mmHg?

診察室血圧で120/80mmHg未満(収縮期120未満かつ拡張期80未満)、家庭血圧で115/75mmHg未満が正常血圧です。120〜129/80未満は正常高値血圧と呼ばれ、将来高血圧に移行しやすい区分とされています。

上の血圧と下の血圧、どちらで判定する?

両方です。どちらか一方でも高い区分の条件に当てはまれば、高い方の区分になります。たとえば 128/92 は収縮期だけ見れば正常高値ですが、拡張期が90以上なので I度高血圧です。

年齢が上がると血圧が高くなるのは普通?

年代別の平均値を見ると、収縮期血圧は年代とともに上がる傾向があります(男性20代115→80歳以上141mmHg)。ただし平均が高いことと「その値で問題ない」ことは別で、ガイドラインの分類と治療目標は年齢にかかわらず、75歳以上でも140/90mmHg未満を目指すとされています。

家で測ると病院より低いのはなぜ?

診察時の緊張などで診察室血圧だけが高くなる「白衣高血圧」の可能性があります。逆に病院では正常で家では高い「仮面高血圧」もあります。ガイドラインは家庭血圧を優先するので、朝晩の家庭血圧を記録して医師に見せるのが確実です。

高値血圧と出たらどうすればいい?

高値血圧は高血圧ではありませんが、正常血圧の人より脳心血管病のリスクが高いとされる区分です。減塩(日本高血圧学会は1日6g未満を推奨)、減量、運動、節酒、禁煙などの生活習慣の見直しが基本で、気になる場合や他の病気がある場合はかかりつけ医に相談してください。

出典・参考

最終更新日: 2026年9月21日