妊娠週数の数え方
日本の妊娠週数は 「最終月経開始日(LMP)を妊娠0週0日」 として数えます。実際の受精日ではなく月経開始日基準のため、受精日の約2週間前から数えていることになります(WHO・日本産科婦人科学会の標準)。
このページは、最終月経の開始日と基準日(ふつうは今日)を入れると、経過日数・妊娠週数(〇週〇日)・妊娠ステージ・出産予定日・予定日までの残り日数を計算します。妊婦健診の日程を確かめたいとき、母子手帳の記入や職場への報告で「今何週か」を知りたいとき、産休の開始日を逆算したいときの目安に使えます。週数は「0日」から始まり、0週6日の次が1週0日です。
計算式と手順
- 経過日数 = 基準日 − 最終月経開始日(日数)
- 妊娠週数 = 経過日数 ÷ 7 の整数部分、妊娠日数 = 経過日数 ÷ 7 の余り
- 出産予定日 = 最終月経開始日 + 280日(40週0日)
- 予定日までの残り = 出産予定日 − 基準日
数値例1:最終月経開始日 2026年6月13日、基準日 2026年9月21日の場合。経過日数は100日なので、100 ÷ 7 = 14 余り 2 で 妊娠14週2日(妊娠初期、4か月)。出産予定日は 6月13日 + 280日 = 2027年3月20日、残りは180日です。
数値例2:最終月経開始日 2026年1月10日の場合。出産予定日は 1月10日 + 280日 = 2026年10月17日。ネーゲレ概算法の「月に9を足し、日に7を足す」(1+9=10月、10+7=17日)と同じ結果になります。
妊娠週数・日数・月数 早見表
| 妊娠週数 | LMPからの日数 | 妊娠月数 | ステージ |
|---|---|---|---|
| 4週0日 | 28日 | 2か月 | 妊娠初期 |
| 8週0日 | 56日 | 3か月 | 妊娠初期 |
| 12週0日 | 84日 | 4か月 | 妊娠初期 |
| 16週0日 | 112日 | 5か月 | 妊娠中期 |
| 20週0日 | 140日 | 6か月 | 妊娠中期 |
| 24週0日 | 168日 | 7か月 | 妊娠中期 |
| 28週0日 | 196日 | 8か月 | 妊娠後期 |
| 32週0日 | 224日 | 9か月 | 妊娠後期 |
| 36週0日 | 252日 | 10か月 | 妊娠後期 |
| 37週0日 | 259日 | 10か月 | 正期産期間の開始 |
| 40週0日 | 280日 | 10か月 | 出産予定日 |
| 42週0日 | 294日 | 10か月 | 過期妊娠 |
※ 月数は「週数 ÷ 4 + 1(最大10か月)」の慣用的な数え方。ステージ区分は上の計算機と同じ。
妊娠ステージ
- 妊娠初期:0週0日〜15週6日(〜4ヶ月)
- 妊娠中期:16週0日〜27週6日(5〜7ヶ月)
- 妊娠後期:28週0日〜36週6日(8〜9ヶ月)
- 正期産:37週0日〜41週6日
- 過期妊娠:42週0日以降
日本産科婦人科学会の定義では、妊娠37週から41週までの出産を「正期産」、妊娠22週0日から36週6日までの出産を「早産」と呼び、22週未満は「流産」として早産と区別されます。日本の早産の割合は5.7%で、世界でも最も少ない部類に入るとされています。
出産予定日
ネーゲレ概算法:最終月経開始日 + 280日(40週0日)が出産予定日。実際の出産はこの予定日の前後2週間(38〜42週)に集中します。
日本産科婦人科学会の資料によると、妊娠初期の超音波検査は「正常な妊娠であることを診断し、分娩予定日を決定するための検査」と位置づけられています。最終月経からの計算と超音波での胎児の大きさ(CRL=頭殿長)にずれがあれば、超音波の結果で予定日が修正されるのが一般的です。このページの計算はあくまで最終月経基準なので、病院で予定日が修正された場合はそちらを優先してください。
週数で決まる妊婦健診と産休の目安
妊娠週数は、健診の間隔や産休の開始日を決める基準にもなります。厚生労働省が例示する標準的な妊婦健診(14回)のスケジュールは、妊娠初期〜23週が4週間に1回、24〜35週が2週間に1回、36週〜出産までが1週間に1回です。実際の間隔は医療機関や妊婦さんの状態によって変わります。
労働基準法第65条では、産前休業は本人が請求すれば出産予定日の6週間前(多胎妊娠は14週間前)から取得でき、産後8週間は就業できません(産後6週間を過ぎて本人が請求し、医師が支障ないと認めた業務は可)。予定日が40週0日なので、産前休業の開始は34週0日(多胎は26週0日)に当たります。数値例1(最終月経開始日 2026年6月13日)なら、34週0日は 6月13日 + 238日 = 2027年2月6日です。このページの基準日欄にその日付を入れると、計算結果が「34週0日」になることを確かめられます。
よくある間違い・注意点
- 最終月経の「開始日」を入れます。終了日や排卵日・性交日を入れると、週数が数日〜2週間ずれます。受精日から数えると妊娠週数は約2週間少なくなります。
- 月経周期が28日でない人は予定日がずれます。ネーゲレ概算法は周期28日(排卵が14日目)を前提にしています。周期が35日なら排卵が約1週間遅いため、実際の予定日は計算より後ろになる可能性があります。
- 「〇か月」は週数から機械的に換算した慣用表現です。4週=1か月として数えるため、暦の月とは一致しません。医療機関では週数で管理するのが基本です。
- 予定日は「その日に生まれる日」ではありません。正期産の幅は37週0日〜41週6日の5週間あり、予定日ちょうどに生まれるとは限りません。
- 基準日を未来の日付にしても計算できます。「産休開始(出産予定日の6週間前=34週0日)の日付」など、将来のある日に何週になるかを調べたいときに使えます。
関連する計算機
- 出産予定日の計算機 — 最終月経や排卵日などから予定日を計算
- 出産・育児給付 計算機 — 出産手当金・育児休業給付金などの目安
- BMI計算機 — 妊娠前の体格指数(BMI)を確認