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終価係数 計算機

元金が将来いくらになるかを示す終価係数 (1+r)n と元利合計を計算します。

入力

計算結果

終価係数 (1+r)^n1.343916
将来の元利合計 FV134.3916 万円

終価係数表

経過年数終価係数元利合計
0 年1.000000100.0000 万円
1 年1.030000103.0000 万円
2 年1.060900106.0900 万円
3 年1.092727109.2727 万円
4 年1.125509112.5509 万円
5 年1.159274115.9274 万円
6 年1.194052119.4052 万円
7 年1.229874122.9874 万円
8 年1.266770126.6770 万円
9 年1.304773130.4773 万円
10 年1.343916134.3916 万円

終価係数とは

現在の1単位の金額が、年利率 r で n 年後にいくらになるかを示す係数。FV = PV × 終価係数。

終価係数 = ( 1 + r )n

活用シーン

  • 退職金を運用した場合の将来価値
  • 教育費の将来価値(インフレ率を r として)
  • 年金原資の予測

関連係数

  • 現価係数:1/(1+r)n(将来→現在)
  • 年金終価係数:(積立した場合の将来価値)
  • 年金現価係数:(取り崩した場合の現在価値)

FP(ファイナンシャル・プランニング)技能検定では、終価係数・現価係数・年金終価係数・減債基金係数・年金現価係数・資本回収係数の「6つの係数」として登場します。終価係数はその中で最も基本となる係数で、「いまの一括資金が将来いくらになるか」を表します。

このページの使いどころ

このページは「係数そのもの」と「年ごとの推移表」を見るための計算機です。元金を万円で入れると年ごとの元利合計も出ますが、主役は係数です。係数が分かれば、元金が変わっても掛け算ひとつで将来価値が求まるため、複数の資金計画をまとめて試算するときに便利です。「目標額から元金を逆算したい」「何年で届くか」「必要な利回りは」といった逆算は、それぞれ元金逆算・経過年数・利率逆算の計算機で行えます。

計算手順と数値例

例1:元金100万円、年利3%、10年(初期値)
① 年利率を小数に:3% → 0.03
② 終価係数:(1 + 0.03)10 = 1.343916
③ 元利合計:100万円 × 1.343916 = 134.3916万円(約134万3,916円)

例2:元金500万円、年利2%、15年
終価係数 1.0215 = 1.345868、元利合計 500 × 1.345868 = 672.9342万円。例1と係数がほぼ同じなのは偶然ではなく、「利率×年数」が近い(3%×10年=30、2%×15年=30)と係数も近くなるためです。

例3:物価上昇率を年2%と仮定して20年後の物価水準を見る
元金に100(万円)、年利率に2、年数に20を入れると係数 1.4859 が出ます。今100万円の物は20年後に約148.6万円になる、という見方ができます。

早見表:終価係数(1年複利)

年利率 \ 年数5年10年15年20年25年30年
1%1.05101.10461.16101.22021.28241.3478
2%1.10411.21901.34591.48591.64061.8114
3%1.15931.34391.55801.80612.09382.4273
5%1.27631.62892.07892.65333.38644.3219
7%1.40261.96722.75903.86975.42747.6123

小数第4位まで表示(本計算機は第6位まで)。元金にこの係数を掛けると将来の元利合計になります。100万円・年利5%・20年なら 100 × 2.6533 = 265.33万円です。

係数を使った資金計画の例

係数の便利さは「元金が違っても同じ係数で済む」ことです。年利3%・10年の係数 1.343916 を1つ控えておけば、退職金1,500万円なら 1,500 × 1.343916 = 2,015.87万円、教育資金300万円なら 300 × 1.343916 = 403.17万円、と暗算に近い手間で複数の資金を同時に見積もれます。反対に「10年後に500万円にしたい」なら 500 ÷ 1.343916 = 372.05万円が今必要な元金で、これは元金逆算のページで現価係数を掛けるのと同じ計算です。

推移表の見方

計算結果の下の推移表は、0年目(係数1.0000)から入力した年数まで、年ごとの終価係数と元利合計を並べたものです。年数が20年を超えると数年おきに間引かれます。係数が「2」を超える行を探すと、元金が2倍になる年が分かります(年利3%なら24年目、5%なら15年目)。同じ表を単利と並べて比べたいときは複利と単利の比較計算機を使ってください。

よくある間違い・注意点

  • 元金の単位は「万円」:100万円なら「100」。円で入れると元利合計の表示が1万倍になります(係数は単位に関係なく同じです)。
  • 複利は年1回:半年複利・月複利の商品では係数がわずかに大きくなります。複利周期を選びたいときは複利計算機を使ってください。
  • 係数は「一括」の場合のみ:毎年同じ額を積み立てる場合は年金終価係数、毎年取り崩す場合は年金現価係数と、別の係数が必要です。
  • 利率は%の数字で入力:3%なら「3」。0.03と入れると年利0.03%として計算され、係数がほぼ1になります。
  • 利回りは将来を保証しない:係数は入力した利率が毎年続く前提の理論値です。投資判断はご自身でお願いします。
  • 試算値と実際の受取額は差が出ることがあります:実際の預金や金融商品では、利払いの時期、複利の周期、手数料、利子にかかる税金(源泉20.315%)、日数計算の基準(365日・360日)が商品ごとに異なります。この計算機は入力した利率と期間だけで計算するため、商品説明書や取引残高報告書の数値とは一致しないことがあります。

関連する計算機

よくある質問

現価係数との関係は?

現価係数 = 1 ÷ 終価係数 です。逆数の関係になります。

インフレ調整に使える?

r をインフレ率にすれば、現在の金額の将来の名目価値を求められます。

年金原資の計算は?

退職金一時受取の場合は終価係数。年金受取は『年金終価係数』を使います。

係数が2になるのは何年後ですか?

年利3%では24年目に2.0328、5%では15年目に2.0789で初めて2を超えます。正確な到達年数(3%で23.45年、5%で14.21年)は複利計算(経過年数)のページで求められます。

FP試験の係数表と値が違うのはなぜ?

試験の係数表は小数第3位や第4位で四捨五入した値が載っていることが多く、本計算機は小数第6位まで表示します。丸めの違いによる差なので、どちらを使っても実務上の結果はほぼ同じです。

終価係数と現価係数はどう使い分けますか?

「いまの金額を将来に送る」なら終価係数を掛け、「将来の金額をいまに戻す」なら現価係数を掛けます。両者は逆数なので、年利3%・10年の終価係数1.343916に対し現価係数は1 ÷ 1.343916 = 0.744094です。

半年複利・月複利の係数は出せますか?

このページは1年複利専用です。年利3%・10年を月複利にすると係数は1.349354と、1年複利の1.343916よりわずかに大きくなります。複利周期を選んで計算するには複利計算機をご利用ください。

出典・参考

最終更新日: 2026年10月13日