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地方税延滞金計算機

道府県税・市町村税の延滞金を、納期限・納付日・税額から年度別利率(H26〜R8)で自動計算。

入力

計算結果

延滞金(100円未満切捨)
1,800円
滞納日数: 93日
延滞金(端数前)
1,835 円
税額+延滞金
101,800 円

※ 試算値です。実際の延滞金は地方公共団体の通知書をご確認ください。

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地方税延滞金とは

地方税(住民税・固定資産税・自動車税など)を納期限までに納付しない場合、納期限の翌日から納付日までの日数に応じて延滞金が発生します。地方税法の規定に基づき、税額・滞納日数・利率で計算されます。

計算式

延滞金 = 滞納税額 × 延滞日数 × 利率 ÷ 365
納期限の翌日〜1ヶ月以内:低利率/1ヶ月超:高利率

計算手順と具体例

この計算機は、地方税法の端数ルールどおりに次の4ステップで延滞金を求めています。手計算で確かめるときも同じ順番で進めると、通知書の金額と突き合わせやすくなります。

  1. 本税の端数を落とす:滞納税額のうち1,000円未満を切り捨てた額が計算のもとになります(例:123,456円 → 123,000円)。本税が2,000円未満なら延滞金はかかりません。
  2. 期間を分ける:納期限の翌日から「1ヶ月を経過する日」までを低い利率、その翌日から納付日までを高い利率で計算します。1ヶ月は暦どおりに数え、納期限が月末なら翌月末が「1ヶ月を経過する日」です(1月31日→2月28日、8月31日→9月30日)。期間が年をまたぐ場合は、1月1日でさらに区切り、その年の利率を使います。
  3. 区間ごとに日割り計算:本税 × 日数 × 利率 ÷ 365 を区間ごとに求めて合計します(うるう年でも365で割ります)。
  4. 延滞金の端数を落とす:合計額の100円未満を切り捨て、切り捨て後が1,000円未満なら延滞金は0円になります。

例1:住民税10万円、納期限2026年1月15日、納付日2026年4月15日(滞納90日)

  • 低利率の区間:1月16日〜2月15日の31日間 → 100,000 × 31 × 2.8% ÷ 365 = 237.8円
  • 高利率の区間:2月16日〜4月15日の59日間 → 100,000 × 59 × 9.1% ÷ 365 = 1,471.0円
  • 合計 1,708.8円 → 100円未満切り捨てで延滞金 1,700円。税額と合わせて101,700円を納めます。

例2:固定資産税3万円、同じ日程(滞納90日)

  • 30,000 × 31 × 2.8% ÷ 365 = 71.3円、30,000 × 59 × 9.1% ÷ 365 = 441.3円、合計 512.6円
  • 100円未満を切り捨てると500円ですが、1,000円未満なので延滞金は0円です。本税3万円だけを納めれば済みます。

同じ90日でも、税額が10万円を超えるかどうかで「延滞金が発生するか」が分かれるのはこの1,000円ルールのためです。逆に言えば、税額が大きいほど1ヶ月を過ぎた後の9.1%が重くのしかかります。

延滞金の早見表(2026年の利率・本税10万円)

納期限を2026年1月15日として、納付が遅れた日数ごとの延滞金をまとめました。1ヶ月(31日)以内なら本税10万円でも0円で済みますが、3ヶ月を超えると数千円単位になります。

納付日(滞納日数)本税10万円本税30万円本税50万円
2026/02/15(31日)0円(端数前237円)0円(端数前713円)1,100円
2026/04/15(90日)1,700円5,100円8,500円
2026/07/15(181日)3,900円11,900円19,800円
2027/01/15(365日)8,500円25,600円42,800円

※ 2027年の利率は未公表のため、2026年と同じ2.8%・9.1%が続くものとして計算しています。実際の利率は毎年見直されます。

年度別利率

年度1ヶ月以内1ヶ月超
H26 (2014)2.9%9.2%
H27〜H282.8%9.1%
H292.7%9.0%
H30〜R22.6%8.9%
R32.5%8.8%
R4〜R72.4%8.7%
R8 (2026)2.8%9.1%

対象となる地方税

  • 道府県税: 個人住民税(県税分)、自動車税、不動産取得税、事業税
  • 市町村税: 個人住民税(市町村税分)、固定資産税、軽自動車税、都市計画税

注意事項

  • 延滞金は100円未満切り捨て
  • 延滞金が 1,000円未満のときは免除されることが多い(地方税法)
  • 納期限が休日の場合は翌平日が納期限とみなされる
  • 本ツールはシンプルな計算で、特例・減免措置は反映していません

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よくある間違い・注意点

  • 1ヶ月以内・以降で利率が変わる:納期限の翌日から1ヶ月以内は低い利率、1ヶ月超は高い利率が適用されます。
  • 100円未満は切り捨て、1,000円未満は徴収されない:少額の延滞金は徴収対象外。
  • 毎年利率が変わる:延滞金の利率は毎年改定されます。本ツールは年度別に最新利率を反映しています。
  • 原則と特例の利率:法定の原則利率(年14.6%)は高いため、低金利時代に合わせて毎年「特例基準割合+7.3%」の特例利率が適用されます。
  • 「1ヶ月」は日数ではなく暦で数える:納期限が1月15日なら「1ヶ月を経過する日」は2月15日で、低利率の日数は31日です。納期限が2月15日なら3月15日までの28日間になり、月によって日数が変わります。
  • 本税の端数は先に落とす:滞納税額が99,999円なら99,000円をもとに計算します。1,000円未満の端数まで含めて計算すると通知書と数十円ずれることがあります。
  • 納期限が土日祝なら翌開庁日が納期限:たとえば納期限が日曜日なら、翌月曜日に納めても延滞金はかかりません。この計算機には入力した日付をそのまま使うので、納期限欄には通知書に書かれた日付ではなく、実際の期限日(翌開庁日)を入れてください。
  • 納付日は「窓口で払った日」ではなく市区町村が受け取った日:口座振替の再振替やコンビニ収納は入金処理に日数がかかることがあり、延滞日数が数日増えることがあります。

よくある質問(FAQ)

Q. 国税の延滞税と地方税の延滞金の違いは?
A. 名前が違うだけで計算ルールはほぼ同じです。本ツールは「地方税」(住民税・固定資産税・自動車税など)の延滞金を計算します。
Q. 延滞金はいつから発生しますか?
A. 納期限の翌日から発生します。納期限当日に納付すれば延滞金はかかりません。
Q. 分納(分割払い)の場合は?
A. 役所と相談して分納を認めてもらった場合、徴収猶予期間中は延滞金が軽減または免除されることがあります。早めに役所に相談しましょう。
Q. 住民税10万円を3ヶ月滞納すると延滞金はいくらですか?
A. 2026年の利率で納期限1月15日・納付4月15日(90日)なら、1ヶ月以内の31日分が237.8円、1ヶ月超の59日分が1,471.0円で、合計1,708.8円の100円未満を切り捨てた1,700円です。同じ条件で本税3万円なら512.6円 → 1,000円未満なので延滞金は0円になります。
Q. 延滞金の利率はどうやって決まるのですか?
A. 財務大臣が告示する「平均貸付割合」(銀行の短期貸出金利の平均)に1%を足したものが「延滞金特例基準割合」で、2026年は0.8%+1%=1.8%です。納期限後1ヶ月以内はこれに1%を足した2.8%、1ヶ月超は7.3%を足した9.1%になります。法律上の本則は7.3%・14.6%ですが、特例のほうが低い間は特例の割合が使われます。
Q. 滞納が年をまたぐと利率はどうなりますか?
A. 12月31日までは前年の利率、1月1日からはその年の利率で分けて計算します。たとえば2025年10月15日が納期限で2026年3月15日に10万円を納めた場合、2025年分は2.4%(31日)と8.7%(46日)、2026年分は9.1%(74日)で計算され、合計3,145.2円 → 延滞金3,100円になります。この計算機の「期間別内訳」で区間ごとの日数と利率を確認できます。
Q. 入力データはどこに保存されますか?
A. 入力データはあなたの端末(ブラウザ localStorage)にのみ保存され、当社のサーバーを含む外部に送信されることはありません。

最終更新日: 2026年9月21日

変更履歴
  • 2026/09/21 — 「1ヶ月経過日」の判定を暦の1か月(月末納期限は翌月末)に修正
  • 2026/09/21 — 解説・具体例・FAQを追加
  • 2026/05/08 — FAQ・注意点・出典リンク追加
  • 初版公開