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JASSO 奨学金 月返済額 計算機

日本学生支援機構(JASSO)第二種奨学金の月返済額を計算。貸与月額の変更(最大4区間)と任意の利率指定に対応。

貸与額の入力

大学在学中に貸与月額を変更した場合は、複数区間に分けて入力してください(不要な区間は0でOK)。

計算結果

第1区間(50,000円 × 48か月)2,400,000 円
貸与総額2,400,000 円
返還期間(標準)15 年(180 回)
返還総額(概算)2,585,496 円
うち利息(概算)185,496 円
月返済額14,364 円

※ 元利均等返済方式での試算。最終回は端数調整のため数百円程度変動する場合があります。

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JASSO第二種奨学金とは

日本学生支援機構(JASSO)が運営する利息付の奨学金。第一種(無利息)よりも貸与基準が緩く、貸与月額も大きく選べます(2万円〜12万円)。

JASSOの公式ページによると、大学・短期大学・専修学校(専門課程)の第二種奨学金は月額2万円〜12万円を1万円刻みで選べ、私立大学の医・歯学課程は12万円に4万円、薬・獣医学課程は2万円の増額ができます。大学院は5万円・8万円・10万円・13万円・15万円から選びます。在学中は利子がかからず、利率は「貸与終了月」に決まります(貸与開始月の利率ではありません)。返還は口座振替で、貸与終了の翌月から数えて7か月目の月に始まります。

このページの計算機は、貸与月額と貸与月数(月額を変更した場合は最大4区間)から貸与総額を出し、JASSOの「割賦金の基礎額」表で返還期間を決めたうえで、指定した利率での月返還額・返還総額・利息を計算します。使う場面は、申込前に「卒業後に毎月いくら返すのか」を知りたいとき、貸与月額を5万円から8万円に増やしたら返還がどう変わるかを比べるとき、進学前の予約採用で親子で返還計画を話し合うときなどです。

計算式と手順

  1. 貸与総額 = 各区間の(貸与月額 × 貸与月数)の合計
  2. 返還年数 = 貸与総額 ÷ 割賦金の基礎額(小数点以下切り捨て)、返還回数 = 返還年数 × 12
  3. 月返還額 = 貸与総額 × r × (1 + r)n ÷ {(1 + r)n − 1}(元利均等返還、r = 年利 ÷ 12、n = 返還回数)
  4. 返還総額 = 月返還額 × 返還回数、利息 = 返還総額 − 貸与総額

数値例1:月額5万円 × 48か月・利率1.0%(初期値)
貸与総額 = 50,000 × 48 = 2,400,000円
基礎額は「230万円超〜250万円:16万円」なので、返還年数 = 2,400,000 ÷ 160,000 = 15年(180回)
r = 0.01 ÷ 12 = 0.000833…、月返還額 = 2,400,000 × 0.000833 × (1.000833)180 ÷ {(1.000833)180 − 1} ≒ 14,364円
返還総額 ≒ 14,364 × 180 ≒ 258.5万円、利息 ≒ 18.5万円

数値例2:月額3万円 × 48か月・利率1.0%
貸与総額 = 1,440,000円。基礎額は「130万円超〜150万円:11万円」なので 1,440,000 ÷ 110,000 = 13.09 → 13年(156回)。JASSO公式ページの例と同じ計算です。月返還額 ≒ 9,848円、利息 ≒ 9.6万円。利率0%(第一種)なら 1,440,000 ÷ 156 = 9,231円です。

貸与月額・利率別の月返還額 早見表(4年間=48か月貸与)

上の式で計算した値です(1円未満四捨五入)。返還期間は貸与総額で自動的に決まるため、月額が大きいほど期間も長くなります。

貸与月額貸与総額返還期間利率0%1.0%2.0%3.0%(上限)
2万円96万円10年(120回)8,000円8,410円8,833円9,270円
3万円144万円13年(156回)9,231円9,848円10,490円11,159円
5万円240万円15年(180回)13,333円14,364円15,444円16,574円
8万円384万円20年(240回)16,000円17,660円19,426円21,297円
10万円480万円20年(240回)20,000円22,075円24,282円26,621円
12万円576万円20年(240回)24,000円26,490円29,139円31,945円

月額12万円・利率3.0%(上限)の場合、利息は約190万円(1,906,757円)で、貸与総額の3分の1に達します。同じ条件で1.0%なら利息は約60万円(597,579円)です。

よくある間違い・注意点

  • 利率は貸与開始時ではなく「貸与終了月」に決まる:申込時に見た利率で計算しても、卒業時の利率が適用されます。JASSOの公表表では、2026年1〜3月に貸与が終了した人の利率(基本月額)は利率固定方式で2.4〜2.5%、利率見直し方式で1.6〜1.7%でした。将来の水準は分からないので、上限の3.0%でも返せるかを確認しておくと安心です。
  • 返還期間は自分で決められない:計算機の「返還期間(標準)」は割賦金の基礎額で自動的に決まります。総額が340万円を超えると20年(240回)で固定です。
  • 貸与月数は「在学月数」で数える:4年制大学なら48か月、2年制の短大・専門学校なら24か月です。休学などで貸与が止まった期間があれば、実際に貸与を受けた月数で入力してください。
  • 第一種と第二種を両方借りた場合:返還はそれぞれ別に計算されます。この計算機で第二種分(利率あり)と第一種分(利率0)を別々に計算し、月返還額を足してください。
  • 「所得連動返還方式」は第一種のみ:所得に応じて月々の返還額が決まる方式は、2017年4月以降に第一種奨学金の奨学生として採用された人が選べる制度で、第二種には適用されません。第二種はこの計算機と同じ「定額返還方式」です。

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返還期間の決まり方

返還期間は 貸与総額 ÷ 割賦金の基礎額(下表) の整数部(年)で決まり、返還回数はその年数 × 12回です。

  • 20万円以下:基礎額3万円
  • 20万円超〜40万円:基礎額4万円
  • 40万円超〜50万円:基礎額5万円
  • 50万円超〜60万円:基礎額6万円
  • 60万円超〜70万円:基礎額7万円
  • 70万円超〜90万円:基礎額8万円
  • 90万円超〜110万円:基礎額9万円
  • 110万円超〜130万円:基礎額10万円
  • 130万円超〜150万円:基礎額11万円
  • 150万円超〜170万円:基礎額12万円
  • 170万円超〜190万円:基礎額13万円
  • 190万円超〜210万円:基礎額14万円
  • 210万円超〜230万円:基礎額15万円
  • 230万円超〜250万円:基礎額16万円
  • 250万円超〜340万円:基礎額17万円
  • 340万円超:基礎額は総額の20分の1(返還期間は一律20年・240回)

例:貸与総額50万円なら 50万 ÷ 5万 = 10年(120回)、240万円なら 240万 ÷ 16万 = 15年(180回)です。

利率の種類

第二種は 利率固定方式 と 利率見直し方式 から選択できます。利率は毎月変動し、概ね 0.01% 〜 3.00% の範囲です。

据置期間

貸与終了月の翌月から6か月間が据置期間で、その後の返還開始月から返還が始まります。第二種では据置期間中の利息は発生しません。

よくある質問

第一種(無利息)と第二種(有利息)どちらでも使える?

第一種は利率0%として計算してください(利率欄に0と入力)。

貸与中に月額を変えました。どう入力すれば?

変更前と変更後を別の区間として入力してください。最大4区間まで対応しています。

返還期間は自分で選べる?

標準的には貸与総額に応じて自動的に決まります。ただし返還誓約書提出時に短縮を申し出ることも可能です。

繰上返還はできる?

はい、JASSOへ申し出ることで繰上返還できます(手数料なし)。利息軽減効果があります。

返還が困難になったら?

JASSOには『減額返還』『返還期限猶予』などの救済制度があります。早めに相談してください。

利率固定方式と利率見直し方式はどちらを選ぶべき?

固定方式は貸与終了時の利率が返還完了まで変わらず、見直し方式はおおむね5年ごとに市場金利に合わせて見直されます。どちらも年3.0%が上限です。金利が上がる局面では固定が有利になりやすく、下がる局面では見直しが有利になりやすいですが、将来は分からないので、この計算機で上限3.0%と見込みの利率の両方を試し、家計が耐えられる方を選んでください。算定方法は貸与終了前であればJASSOへの届出で変更できます。

返還はいつから始まり、いつ引き落とされますか?

貸与終了の翌月から数えて7か月目の月に、口座振替(リレー口座)で始まります。3月に卒業して貸与が終了した場合は、その年の10月から引き落としが始まります。それまでに口座振替の加入手続きを済ませておく必要があります。

出典・参考

最終更新日: 2026年9月21日