必要な計算がすぐ見つかる計算機まとめサイト

ローン返済(ボーナス併用)

借入総額のうちボーナス月で返済する分を分けて、毎月とボーナス月の返済額を計算します。

入力

返済方式

計算結果

通常月
61,237円
ボーナス月
245,383円
うちボーナス分: 184,146円
総返済額
38,609,740 円
利息合計
+8,609,740 円

※ 試算値です。実際の借入条件は金融機関にてご確認ください。

ボーナス併用返済とは

住宅ローンの借入総額の一部を「年2回のボーナス時に追加返済する」方式がボーナス併用返済です。 毎月の返済負担を軽減できる反面、ボーナスが減ったり支給されなくなった場合のリスクがあります。

仕組み

借入総額を「毎月分」と「ボーナス分」に分けて、それぞれ別々に返済計画を立てます。

  • 毎月分: 借入総額 − ボーナス併用額 を毎月返済
  • ボーナス分: ボーナス併用額を年2回(6ヶ月毎)に分けて返済
  • ボーナス月は「毎月分 + ボーナス分」の合計が引き落とされる

この計算機は、借入総額・ボーナス併用額(元金のうちボーナスで返す部分)・年利・期間の4つと返済方式(元利均等/元金均等)を入力すると、通常月の返済額、ボーナス月の返済額、総返済額、利息合計を出し、420回分の返済表も表示します。使う場面は、金融機関の提案書にある「ボーナス月○○円」が妥当かを確かめるとき、ボーナス併用をやめて毎月払いに一本化した場合の月額を比べるとき、併用額を減らしたら通常月がいくら増えるかを見るときなどです。

計算式と手順(元利均等返済)

元利均等返済の毎回返済額は、元金 P・1回あたりの利率 r・返済回数 n から次の式で決まります。

返済額 = P × r × (1 + r)n ÷ {(1 + r)n − 1}

毎月分は P = 借入総額 − ボーナス併用額、r = 年利 ÷ 12、n = 年数 × 12 で計算します。ボーナス分は P = ボーナス併用額、r = 月利 × 6(半年分)、n = 月数 ÷ 6(端数切り捨て)として、同じ式を半年ごとの返済に当てはめます。

数値例1:借入3,000万円・ボーナス併用1,000万円・年利1.5%・35年(初期値)
毎月分:P = 2,000万円、r = 0.00125、n = 420回 → 20,000,000 × 0.00125 × (1.00125)420 ÷ {(1.00125)420 − 1} ≒ 61,237円
ボーナス分:P = 1,000万円、r = 0.0075、n = 70回 → 10,000,000 × 0.0075 × (1.0075)70 ÷ {(1.0075)70 − 1} ≒ 184,146円
ボーナス月の返済額 = 61,237 + 184,146 = 245,383円。総返済額 ≒ 61,237 × 420 + 184,146 × 70 ≒ 3,861万円、利息合計 ≒ 861万円。

数値例2:同条件でボーナス併用なし
毎月分 P = 3,000万円 → 毎月 91,855円、総返済額 ≒ 3,858万円、利息合計 ≒ 858万円。ボーナス併用にすると通常月は約3万円軽くなりますが、総返済額は約3万円増えます。差が小さいのは、ボーナス分の元金が半年間まとめて据え置かれるためで、利息の面では「ほぼ同じ」と言ってよい水準です。

ボーナス併用額別の返済額 早見表(借入3,000万円・年利1.5%・35年・元利均等)

ボーナス併用額通常月ボーナス分ボーナス月合計総返済額
0円(併用なし)91,855円—91,855円38,579,239円
600万円(20%)73,484円110,488円183,972円38,597,540円
900万円(30%)64,299円165,732円230,030円38,606,690円
1,000万円(33%)61,237円184,146円245,383円38,609,740円
1,500万円(50%)45,928円276,220円322,147円38,624,990円

金利を変えた場合(借入3,000万円・併用1,000万円・35年):年利0.5%なら通常月51,917円・ボーナス月207,817円・総返済額約3,272万円、年利3.0%なら通常月76,970円・ボーナス月308,694円・総返済額約4,855万円です。ボーナス月の返済額は金利の影響を毎月分より大きく受けるため、変動金利で併用比率を高くするときは特に注意が必要です。

メリット・デメリット

メリットデメリット
毎月の返済額を抑えられるボーナス減少時に家計を圧迫
借入可能額を増やせる場合あり総利息は通常返済とほぼ同じ(節約効果なし)
家計のキャッシュフロー改善ボーナスがない職種・転職で困難

ボーナス併用額の上限

多くの銀行で、借入総額の40〜50%までがボーナス併用額の上限です。例えば借入3,000万円なら最大1,200〜1,500万円までボーナス分にできます。 ただしリスク管理上は、ボーナス併用額は年収の10〜15%以内に抑えるのが安全です。

PR

ボーナス返済に頼りすぎていませんか

ボーナスは景気や勤務先の状況で変動します。返済計画に無理がないかは、家計全体を見てファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談できます。

FPに無料で相談する →

関連する計算機

よくある間違い・注意点

  • ボーナス併用比率の上限:金融機関により総借入額の50%が上限。住宅ローンなら30〜40%が一般的です。
  • ボーナス支給がなくなるリスク:転職・業績悪化でボーナスが減ると返済が苦しくなる。月々の返済額のみで完済できる構成が安全です。
  • 固定金利と変動金利:本ツールは固定金利前提。変動金利の場合、金利上昇時に返済額が増えます。
  • ボーナス月の追加返済日:通常6月・12月の支給月に合わせますが、金融機関により設定可能日が異なります。
  • 「ボーナス併用額」は元金であって返済額ではない:入力するのは「借入総額のうちボーナスで返す元金」です。初期値の1,000万円は35年で70回に分けて返すので、1回のボーナス返済は約18万円になります。「ボーナス時に18万円払う」つもりで18万円と入力すると、まったく別の結果になります。
  • 元金均等を選ぶと初回が最も高い:元金均等では通常月・ボーナス月とも初回の返済額が最大で、回を追うごとに減っていきます。画面の「通常月」「ボーナス月」は初回の金額なので、家計に当てはめるときは最初の数年が最も苦しい前提で見てください。

よくある質問(FAQ)

Q. ボーナス併用は得ですか損ですか?
A. 総返済額はほぼ同じ(あるいは僅かに増加)です。月々の負担を軽くする目的で使われます。賞与減額・解雇リスクもあるため、依存しすぎは危険。
Q. ボーナス併用比率の最適な目安は?
A. 目安は20〜30%。賞与減額に備えて、月々の返済だけでも支払い続けられる構成が安全です。50%超は審査が厳しくなります。
Q. ボーナス併用なしに変更できますか?
A. 多くの金融機関で「条件変更」として手数料を払えば変更可能です。月々の返済額が増える代わりにボーナス時の負担がなくなります。
Q. ボーナス月の返済額はどう計算されていますか?
A. 「通常月の返済額 + ボーナス分の返済額」です。ボーナス分は、併用額を半年ごとの元利均等返済として計算しています(利率は月利×6、回数は返済月数÷6)。借入3,000万円・併用1,000万円・年利1.5%・35年なら、通常月61,237円にボーナス分184,146円が加わり、ボーナス月は245,383円です。
Q. 夏と冬でボーナスの額が違う場合はどう入力しますか?
A. この計算機は夏冬同額の前提です。額に差がある場合は、少ない方のボーナスでも払える金額を目安に併用額を決めてください。たとえば冬のボーナス手取りが30万円なら、ボーナス分の返済が15万円以内に収まる併用額(年利1.5%・35年なら約800万円まで)が一つの目安になります。
Q. フラット35でもボーナス併用返済はできますか?
A. できます。住宅金融支援機構のフラット35では、ボーナス返済分は借入額の40%以内(1万円単位)で設定できます。返済負担率の審査は毎月分とボーナス分を合計した年間返済額で行われるため、併用しても審査上の総返済額の枠は変わりません。
Q. 入力データはどこに保存されますか?
A. 入力データはあなたの端末(ブラウザ localStorage)にのみ保存され、当社のサーバーを含む外部に送信されることはありません。

⚠ 出典・借入判断にあたっての注意

出典: 住宅金融支援機構「フラット35」、 金融庁「貸金業関連情報」。 本ツールは試算値です。実際の借入条件・審査結果は金融機関の窓口にてご確認ください。

最終更新日: 2026年9月21日

変更履歴
  • 2026/09/21 — 解説・具体例・FAQを追加
  • 2026/05/08 — FAQ・注意点・出典リンク追加
  • 初版公開