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バス定期券 払戻額シミュレーター

バス定期券の払戻額を計算します。経過日数 × 片道運賃 × 2 + 手数料 を控除する一般的なルールに対応。

入力

計算結果

払戻額
6,880円
定期購入価格
12,000 円
使用済み相当額
4,600 円
手数料
520 円
払戻(差額)
6,880 円

※ 試算値です。実際の払戻額はバス会社の窓口でご確認ください。

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バス定期券の払戻ルール

バス定期券は、有効期間内に解約・払戻しすると、購入価格から「使用済み相当額」と「手数料」を差し引いた金額が返金されます。 鉄道定期と異なり、バスでは 経過日数ベース で計算するのが一般的です。 これは「乗車1回分=片道運賃、1日2回乗る=往復」という考え方に基づいています。

計算式

払戻額 = 定期購入価格 − 経過日数 × 片道運賃 × 2 − 手数料
差額がマイナスの場合は払戻なし(0円)

手数料の目安

手数料は各バス会社の規定により200円〜520円程度で異なります。 代表的な目安は以下の通りです。

事業者手数料の目安
都営バス・東急バス等220円
地方バス会社300〜500円
高速バス定期520円〜

各バス会社の違いに注意

  • 「使用済み額」を月単位で計算する会社もある(鉄道に近いルール)
  • 残存有効期間が短いと払戻不可とする会社もある
  • 通学定期は学校提出の理由書が必要な場合がある
  • ICカード型定期(バス共通カード等)は専用窓口でしか手続きできない

国の標準約款ではどう決まっているか

路線バスの運賃・払戻の基本ルールは、国土交通省が定める「一般乗合旅客自動車運送事業標準運送約款」が土台になっています。 その第27条には、旅客の都合で定期券を払い戻す場合、通用期間の初日から払戻請求日までを使用済み期間とし、これを1日2回乗車の割合で普通運賃に換算して運賃額から差し引くと定められています。 本ツールの「片道運賃 × 2 × 経過日数」は、この「1日2回乗車」の換算をそのまま式にしたものです。 手数料についても同じ条文で「定期乗車券は520円以内で各社が定める額」と上限が決まっており、入力欄の初期値520円はこの上限額です。 多くのバス会社は標準約款をそのまま、または一部を変えて自社の約款にしているため、まずこの計算で見当を付け、最後に購入元の約款で細部を確認する、という順番が実用的です。

手計算の手順と検算例

  1. 片道運賃を2倍して「1日分の使用済み額」を出す。
  2. それに経過日数を掛ける(使用済み相当額)。
  3. 定期購入価格から使用済み相当額と手数料を引く。マイナスなら払戻なし。

例1(初期値):1か月定期12,000円・片道230円・10日経過・手数料520円。 230 × 2 = 460円/日。460 × 10 = 4,600円。12,000 − 4,600 − 520 = 6,880円が払戻額です。

例2(3か月定期・2か月使用):3か月定期33,000円・片道230円・60日経過・手数料520円。 460 × 60 = 27,600円。33,000 − 27,600 − 520 = 4,880円。 3か月分まとめ買いの割引分が残っていても、日割りで差し引かれるため、思ったより戻らないのがバス定期の特徴です。

早見表:経過日数ごとの払戻額(1か月定期12,000円・片道230円・手数料520円)

経過日数使用済み相当額払戻額購入価格に対する割合
5日2,300円9,180円76.5%
10日4,600円6,880円57.3%
15日6,900円4,580円38.2%
20日9,200円2,280円19.0%
25日11,500円0円0%

この条件では、払戻額がゼロになるのは ( 12,000 − 520 ) ÷ 460 ≒ 24.96 日、つまり25日目以降は1円も戻りません。 1日あたり460円ずつ減っていくので、払戻を考えているなら「1日早く窓口へ行くと460円多く戻る」と考えると判断しやすくなります。

何日乗れば定期の元が取れるか(損益分岐)

払戻とは逆に「そもそも定期を買うべきか」を判断するときは、定期購入価格 ÷ ( 片道運賃 × 2 ) で「往復何日分か」を出します。 12,000円 ÷ 460円 = 26.1日なので、1か月に27日以上往復乗るなら定期のほうが安く、26日以下なら都度払いのほうが安い計算です。 週5日勤務なら1か月の出勤日はおおむね20〜22日ですから、この例では休日にもバスをよく使う人でなければ定期の元は取れません。 通勤日数が少ない月(連休や夏季休暇のある月)は、定期を買わずに都度払いや回数券・ICカードの割引を使うほうが安く済む場合があります。

1か月定期の価格片道230円のとき元が取れる日数片道300円のとき
9,000円20日(19.6日)15日(15.0日)
10,000円22日(21.7日)17日(16.7日)
12,000円27日(26.1日)20日(20.0日)
14,000円31日(30.4日)24日(23.3日)

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よくある間違い・注意点

  • 会社ごとに払戻ルールが異なる:本ツールは標準ルール。各バス会社独自のルールがある場合があります。
  • 定期券の使用開始日基準:払戻計算は使用開始日からの経過日数で計算します。
  • 払戻手数料:220円〜500円程度の手数料がかかります(会社による)。標準運送約款の上限は定期券1枚につき520円です。
  • 経過日数は「使った日数」ではない:通用期間の初日から請求日までの暦日数で数えます。途中で乗らなかった日があっても差し引かれません。払戻を決めたら、乗らない日を挟まず早めに窓口へ行くのが確実です。
  • 片道運賃は「普通運賃」で入力:ICカード割引後の運賃や小児運賃ではなく、券面区間の大人普通運賃で換算する会社が一般的です。区間が長い定期ほど1日あたりの控除額が大きくなります。

よくある質問(FAQ)

Q. 鉄道とバス定期で払戻ルールは違いますか?
A. 基本は似ていますが、計算方法が会社ごとに微妙に異なります。本ツールは標準的な乗合バス事業のルールです。
Q. ICカード(PASMOバス)の定期も払戻可能?
A. はい、PASMOバス・記名Suica等のICカードに記録された定期も同様の払戻ルールが適用されます。
Q. 使い始めて1週間なら、ほぼ全額戻りますか?
A. 全額ではありません。1か月定期12,000円・片道230円なら7日で 460 × 7 = 3,220円が使用済み扱いになり、手数料520円を引いた払戻額は8,260円(購入価格の約69%)です。鉄道の1か月定期のような「7日以内は日割り」の特例ではなく、バスは最初から日割りなので、日数に比例して減ります。
Q. 有効期間が始まる前に払い戻すと手数料はかかりますか?
A. 標準運送約款では、通用期間前の定期券は運賃額(購入価格)を払い戻し、その際に定期券1枚につき520円以内で各社が定める手数料を差し引く、とされています。使用済み相当額はゼロなので、本ツールでは経過日数に0を入力すると「購入価格 − 手数料」がそのまま表示されます。
Q. 3か月定期や6か月定期でも計算は同じですか?
A. 標準約款の考え方は期間にかかわらず「1日2回乗車の割合で普通運賃に換算」なので同じ式です。ただし長期定期は割引率が大きい分、日割りで差し引くと戻りが少なくなります。3か月定期33,000円・片道230円を60日で払い戻すと 33,000 − 27,600 − 520 = 4,880円です。月単位で控除する独自ルールの会社もあるため、長期定期は購入元の約款を確認してください。
Q. 定期を買う前に「元が取れるか」を確かめるには?
A. 定期購入価格を「片道運賃 × 2」で割ると、往復何日分に相当するかが分かります。12,000円 ÷ 460円 = 26.1日なので、1か月に27日以上往復するなら定期が得です。出勤日が月20日前後で休日に使わないなら、都度払いや回数券のほうが安くなる可能性があります。
Q. 入力データはどこに保存されますか?
A. 入力データはあなたの端末(ブラウザ localStorage)にのみ保存され、当社のサーバーを含む外部に送信されることはありません。

最終更新日: 2026年9月21日

変更履歴
  • 2026/09/21 — 解説・具体例・FAQを追加
  • 2026/05/08 — FAQ・注意点・出典リンク追加
  • 初版公開